そして、ロッド開発の方と実釣テストへも行くようになりました。
前回の激短グラスソリッドが次のモデルでもと思いましたがカーボンソリッドになりました。
前回と違い調子が大きく変わり戸惑いましたが、手感度は素晴らしく、ここで生まれた釣り方が集奇を常に動かす釣り方でした。
このシリーズのSで潮の抵抗で出来るイトフケを集奇を利用して動かしカワハギ がエサを口にした時、そのまま掛けてしまう釣り方です。
これが、本当に良く掛かり、この頃に出会った池田さんも同じ釣り方で腕を磨いて行きました。
最初は底だけの釣りでしたが、タナ釣りでユサユサ動かして誘うとタナでもバクバクでした。
とにかく、手感度でカワハギの存在を確認したら動かし続けるとオートで掛かるんです。
もちろん、普通の釣り方でも釣れるのですが、この竿の特性にあった新しい釣り方の誕生でした。
おそらく、今の池田さんの釣り方もこの竿の釣り方が原点だと思います。
(池田さん、間違っていたらごめんなさい)
この頃から、激短ソリッドをカーボンでと要望を出していましたが、ご存知の方もいると思いますが、カーボンソリッドでグラスのような曲がりを当時の技術では不可能でした。
そして10数年の時を経て、ステファーノリミテッドとステファーノ攻H177スペシャルの穂先となりました。
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